京都府京丹後市で、YAMAHAサブウーファーYST-SW800を
高価買い取りさせていただきました。
YST-SW800は800Wアンプを搭載したホームシアターに
対応したサブウーファーです。
買い取りさせていただ商品は、小さな些細なキズなどはありますが
使用する際には問題ありません。
また、前面にあるボタン類についても正常動作を確認しています。
音出しテストを実際に行いましたが、重低音の豊かなもので
音楽や映画を聴き疲れすることなく楽しむことができます。
ヤマハは特に音に拘りのあるメーカーとしての定評があります。
エレクトーンのために開発したユニットをオーディオのために改良し
ナチュラルサウンドスピーカーとしてHiFiオーディオが誕生しました。
さらに1974年に発売したNS-1000/1000Mというスピーカーにおいては
ピュアベリリウム振動板が創り出す開放的でクリアな
世界で初めてのサウンドで評価を世界的に得ました。
この後も、ヤマハは、サウンドへの信頼を築くために
質のいいサウンドをオリジナルのシート製法で手頃な価格にした
NS-10MTやNS-451、アクティブサーボテクノロジーという
積極的に空気振動をコントロールしてスピーカーが
再生できる限界を拡げるものを導入。
AST-1などは独創的な総合力を活用したアプローチを行いました。
ヤマハYST-SW800などのサブウーファーにも技術の粋を注ぎました。
日本国内のスピーカーメーカーの大手は多くありましたが
ヤマハだけが真剣にサブウーファーを作っていると言っても過言ではありません。
ヤマハ以外のメーカーはサラウンドスピーカーや
フロントメインに対しては注力しているようですが
サブウーファーについては魅力がある製品は多くなく
種類についても1種類~2種類くらいしか1社についてないのがほとんどでしょう。
そのため、サブウーファーを開発することに対しては
どうも注力しているようには感じません。
ヤマハの場合は非常にいろいろなサブウーファーの製品を
ラインナップしています。
このようなサブウーファーの製品の中において
このYST-SW800の機種はトップからに次ぐものです。
YST-SW800のメカニズムや設計は基本的にトップの機種である
YST-SW1500と共通になっており1000Wから800Wに出力が変更
16Hzから18Hzに再生周波数限界低域が変更
30cmから25cmにユニットサイズが変更と少しですが
デチューンされているのみですが倍近く定価が違っています。
シアターマニアの間においては、このYST-SW800は最も定番品のようで
ハイエンドマニアの人で三管プロジェクターに
大型スピーカーなどのように相当システムの本格的なものを
組んでいる人のシステムを見てみればほとんど決まったように
YST-SW800が並んでいるようです。
この理由を調査してみた結果このようなパフォーマンスで
実際の販売価格が5万円というのは非常に驚きで
販売価格が20万円くらいする海外製の製品と
比べた場合でも決して負けないと多くの意見があります。
今回YST-SW800をお売りいただいた元オーナー様も
コストパフォーマンスに惹かれ購入されたようです。
YST-SW800のイメージとしては非常に大きく24kgもあるため非常に重く
梱包ケースから取り出す際には掴むところが
スピーカーそのものには無いため特に大変です。
元オーナー様も元箱から取り出すときは
奥様に手を貸してもらい2人でやっと開封されたとのことでした。
買取時の商談では簡単に動作確認を行いますが
やはり30Wのこれまでのものとは違っています。
例えばスピノサウルスとTレックスが「ジュラシックパークⅢ」の中で
戦う場面においては聴こえる低音域だけでなく聴こえない音域においても
音圧としては身体で感じられるくらいのものであり
恐怖感さえこの低音域が創り出す効果に感じるくらいです。
サブウーファーは小型のものでは十分に再現できなかったような効果音が
特にYST-SW800の場合は再現がしっかりとされています。
「効果音のこんなものがあったのか?」というように新しい発見があります。
システム中においては5.1chの中のサブウーファーは0.1だけですが
システムに対してこの音質が及ぼす影響は相当大きいものです。
元オーナー様もDVD鑑賞にYST-SW800を愛用されておりました。
映画館並みの音響でスターウォーズを楽しんでおられました。
お引越しのために今回YST-SW800を手放されます。
是非次の方に重厚な音質を楽しんでいただきたいとのことでした。
大切なお品を譲っていただきありがとうございました。