佐賀県嬉野市でMcIntosh プリアンプ C42を
高価買い取りさせていただきました。
1999年に発売された半導体式のプリアンプで当時の価格で65万円もする高級機がMcIntosh C42です。
今までのマッキントッシュを踏襲しつつ中央にデジタル表示のボリュームを設けるなど新要素も盛り込んだ新しい機種と言えます。
昔ながらのマッキントッシュを愛してやまないオーディオファンからするとデジタル要素はいらないと思う方も少なからずいるとは思いますが、デジタルの時代に合わせて変化していくこともオーディオの楽しみのひとつでもあります。
見た目が変われど性能は以前の機種同様妥協せず高級機であることを証明しているかの如くです。
従来採用されていた5バンドイコライザーから8バンドに数を増やし、より細かい音の調整を行えるようになりました。
販売終了している現在は中古市場で人気を博しておりこのアンプを求める声は多数あります。
こちらは半世紀ほどオーディオとともに歩まれてきたといえるオーナー様より買取させていただきました。
幼少期から父や祖父の影響でラジオや無線というものが身近にあり、そこから派生してオーディオにも学生時代には自然と興味を持つようになっていったそうです。
とにかくいろんなことを自分で試してみないと気が済まない性格で、自作のアンプやスピーカーを制作したり、いろんなメーカーの機材を購入して音の違いを比べたりされていたそうです。
そこで聞いたマッキントッシュの音が自分には一番合っていると感じ、メインの機材はすべてマッキントッシュで揃えようと決心されたそうです。
長年オーディオを楽しんできたけどそろそろ終活にと手放すことを決め、どこに売ろうかと考えたときにしっかりとオーディオの価値が分かるところに売りたいと思い、インターネットの口コミなどを参考にお電話をくださりました。
現地にてオーディオを査定させていただきましたが、どれもコンディションがよく大切にされてきたということを肌で感じました。
前オーナー様の大切にされてきた思いを汲み取り、次に大切に使ってれる新しいオーナー様への橋渡しをさせていただきます。
お売りいただきありがとうございました。
McIntosh C42 仕様
型式 | オーディオコントロールセンター |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +0 -0.5dB |
全高調波歪率 | 0.002%以下(定格出力時、20Hz~20kHz) |
SN比(A-Weighted) | Phono:86dB High Level:97dB |
定格出力 | 2.5Vrms(Main、Output1、2) |
最大出力電圧 | 10Vrms(Main、Output1、2) |
出力インピーダンス | 240Ω |
入力インピーダンス | Phono:47kΩ、65pF High Level:22kΩ |
入力感度(定格出力時) | Phono:4.5mV High Level:450mv |
最大入力信号 | Phono:50mV High Level:5V |
電圧ゲイン(利得) | Phono → Tape out:40dB High Level → Tape out:0dB High Level → Main out:15dB |
8bandプログラムイコライザー | 20Hz、35Hz、70Hz、150Hz、300Hz、600Hz、1.2kHz、4kHz ±12dB |
ACリモート電源 | RCTトランスレーター(リモート電源ターミナル)付属 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 30W |
外形寸法 | 幅445x高さ150x奥行470mm(ノブ、端子含む) |
重量 | 11.5kg |
付属 | ワイヤレスリモコン HR-100 |