


兵庫県相生市にて、DYNACORD(ダイナコード)の大型パッシブサブウーファー「FX20」を出張買取しました。
DYNACORD FX20は、Electro-Voice製の18インチウーファー「EVX 180B」を搭載したPlanar Waveguide Basshorn方式のサブウーファーです。大規模なライブ、イベント、ホール、クラブなどで使用するPAシステム向けに設計されています。
FX20はアンプを内蔵していないパッシブ型です。査定では適切なパワーアンプとプロセッサーを使用し、低域が正常に出力されるか、ウーファーから異音が出ていないか、スピコン端子やVoice Coil Tracking Protectionが正常かを確認します。
DYNACORD FX20の買取について
今回のDYNACORD FX20は、兵庫県相生市からご依頼いただいた通常の出張買取品です。
FX20は幅610mm、高さ905mm、奥行814mmという大型キャビネットで、重量も約47.5kgあります。背面には移動用キャスターが装備されていますが、段差や階段を含む搬出には複数人での作業が必要です。
長期間使用されていない場合は、いきなり大出力を入力する必要はありません。ウーファーや保護回路の状態が分からない場合も、動作未確認のまま査定をご依頼いただけます。
買取商品:DYNACORD FX20
メーカー:DYNACORD(ダイナコード)
型番:FX20
カテゴリ:業務用パッシブサブウーファー
買取地域:兵庫県相生市
買取方法:出張買取
状態:中古品
主な査定ポイント:低域出力、EVX 180Bウーファー、ボイスコイル、Voice Coil Tracking Protection、スピコン端子、グリル、キャスター、ハンドル、キャビネット
DYNACORD FX20の査定ポイント
EVX 180Bウーファーの動作
FX20には、Electro-Voice製の18インチ高耐入力ウーファー「EVX 180B」が搭載されています。査定では低域が十分な音圧で出力されるか、音量を上げた際にビビリ、擦れ、歪み、音切れが発生しないかを確認します。
イベントやライブで使用されていた機材は、大出力で長時間駆動されている場合があります。通常の音量では音が出ていても、ボイスコイルの変形や振動系の劣化によって、大きな信号を入力すると異音が出ることがあります。
Planar Waveguide Basshornの状態
FX20は、18インチウーファーの低域をPlanar Waveguide構造によって効率よく放射するバスホーン型サブウーファーです。査定ではホーン経路や開口部に異物が入っていないか、内部構造に緩みや破損がないかを確認します。
低音再生時にキャビネットから共振音が発生する場合は、内部補強材、接合部分、グリルなどが緩んでいる可能性があります。外装だけでなく、信号を入力した状態でキャビネット全体の振動を確認します。
Voice Coil Tracking Protection
FX20には、ウーファーへ加わる電圧からボイスコイルの温度上昇を推定し、熱的な過負荷を防ぐVoice Coil Tracking Protectionが搭載されています。
過負荷が予測されると、スピーカーへ送られる信号を安全な範囲まで滑らかに抑える仕組みです。中古品では保護回路が改造や修理によって取り外されていないか、配線に変更がないかも査定に関わります。
スピコン端子と接続状態
接続端子には、4極のNEUTRIK speakON端子が2系統装備されています。入力と並列接続に使用でき、標準的なピン配置は1+/1-です。
査定では端子へプラグを確実に固定できるか、接触不良や音切れがないか、端子パネルに割れや陥没がないかを確認します。端子や内部配線が独自に変更されている場合は、その内容も確認します。
キャスター、ハンドル、ゴム脚
FX20の背面には4個の移動用キャスターがあり、キャビネット各部には合計6個のハンドルが設けられています。キャスターが滑らかに回転するか、取り付け部分に緩みがないか、ハンドルに割れや変形がないかを確認します。
積み重ねて使用するためのゴム脚も査定項目です。ゴム脚が欠品していると設置時の安定性に影響するため、残っている部品がある場合は本体と一緒にご用意ください。
グリルとエンクロージャー
前面の金属グリルについて、へこみ、変形、錆、固定部分の緩みを確認します。グリル内側の音響フォームが劣化し、粉状になっていたり剥がれていたりする場合もあります。
キャビネットについては、角の欠け、合板の割れ、外装カーペットの剥がれ、汚れ、補修跡、水濡れなどを確認します。業務用機材としての使用傷がある場合も査定可能ですが、構造へ影響する損傷の有無が重要です。
DYNACORD FX20の主な仕様
| 製品形式 | 業務用パッシブサブウーファー |
|---|---|
| キャビネット方式 | Planar Waveguide Basshorn |
| 搭載ユニット | Electro-Voice EVX 180B 18インチウーファー |
| 公称インピーダンス | 8Ω |
| 定格許容入力 | 600W RMS |
| プログラム許容入力 | 1200W |
| 出力音圧レベル | 101dB(1W/1m) |
| 最大音圧レベル | 132dB(計算値、1m) |
| 再生周波数帯域 | 30Hz~150Hz(-10dB、Xa 4000使用時) |
| 推奨クロスオーバー | 140Hz、18dB/oct. Butterworth |
| 保護回路 | Voice Coil Tracking Protection |
| 接続端子 | 4極speakON端子×2 |
| ピン配置 | 1+/1- |
| キャビネット材 | 15mm合板 |
| 外装 | ブラックカーペット仕上げ |
| グリル | 音響フォーム付き粉体塗装スチールグリル |
| ハンドル/キャスター | ハンドル6個/キャスター4個 |
| 外形寸法 | 幅610×高さ905×奥行814mm |
| 重量 | 約47.5kg |
※上記は旧型DYNACORD FX20の代表的な仕様です。後継・仕様変更モデルのFX20-PROは、外装、キャビネット材、重量、最大音圧レベルなどが異なります。査定時には銘板と実機の仕様を確認します。
大型PAシステム向けのPlanar Waveguide Basshorn
FX20は、一般的な家庭用サブウーファーとは異なり、ホール、ライブ会場、イベントなどで高い音圧を得ることを目的とした業務用モデルです。
Planar Waveguide構造と高能率なEVX 180Bを組み合わせ、30Hzから150Hzまでの低域を再生します。FX12などの中高域用キャビネットと組み合わせることで、大規模なPAシステムを構成できます。
DYNACORDのシステムアンプ「Xa 4000」や適切なプロセッサーを使用することを前提とした設計です。FX20単体ではフルレンジ再生ができず、ミキサーから直接接続しても使用できないため、動作確認にはPA機器の知識が必要です。
FX20とFX20-PROの違い
「FX20」と「FX20-PRO」は基本的なユニットやPlanar Waveguide方式を共通としますが、外装やキャビネットの仕様が異なります。
旧型FX20は黒色のカーペット仕上げで、重量は約47.5kgです。FX20-PROは耐久性の高い構造塗装仕上げと15mmバーチ合板を採用し、公式仕様では重量約54.3kg、最大音圧レベル135dBとされています。
中古品では商品名が省略されている場合があるため、査定では外装、背面銘板、重量、端子パネルなどからモデルを確認します。
中古市場でDYNACORD FX20が評価される理由
FX20は、高能率のホーン構造とElectro-Voice製ウーファーを組み合わせた大型サブウーファーです。ライブハウス、音響会社、イベント事業者など、業務用PA設備を必要とする用途で中古需要が見込まれます。
同じFX20でも、EVX 180Bが純正状態で搭載されている個体と、別のウーファーへ交換されている個体では評価が異なります。純正ユニットが正常に動作し、保護回路、端子、キャスターまで良好な個体は査定しやすくなります。
一方で、大型製品のため送料や搬送費がかかり、キャビネットの状態も査定額へ影響します。複数台がそろっている場合や、FX12、パワーアンプ、プロセッサーを含むシステム一式の場合は、構成全体を確認して査定します。
DYNACORD FX20を高く売るポイント
FX20を複数台使用していた場合は、できるだけまとめてご用意ください。イベント用機材では、左右や複数台を同じ構成で導入したい需要があるため、台数がそろっていることが評価につながる場合があります。
スピコンケーブル、専用パワーアンプ、クロスオーバー、スピーカープロセッサー、FX12などの中高域キャビネットが残っている場合も、一式で査定へお出しください。接続構成が分かる資料や設定表も役立ちます。
外装の汚れは掃除機や柔らかいブラシで軽く取り除く程度にとどめ、濡れた布や強い洗剤を使用しないことをおすすめします。グリルのへこみやカーペットの剥がれも、無理に補修せずそのままご相談ください。
故障品・長期保管品も査定します
音が出ない、出力が小さい、ビビリ音がする、保護回路が作動する、端子に接触不良がある、キャスターが破損しているといったFX20も査定可能です。
業務用スピーカーのウーファーへ直接乾電池を接続したり、不適切なアンプから大出力を入力したりすると、ユニットを傷める可能性があります。動作状態が分からない場合は、無理にテストせず、そのままの状態をお伝えください。
兵庫県相生市で業務用PA機器を出張買取
リアルオーディオでは、兵庫県相生市でDYNACORDの業務用スピーカー、サブウーファー、パワーアンプ、ミキサーなどを出張査定しています。
FX20のように重量があり、宅配便での発送が難しい機材も、設置場所から無理に移動させる必要はありません。階段、搬出口、駐車位置などを事前にお知らせいただければ、搬出方法を確認したうえで伺います。
ライブハウス、ホール、学校、音響会社、イベント会場などで使用されていたPA設備の入れ替えや、倉庫に保管された複数台の機材整理にも対応しています。
関連する買取情報
DYNACORD FX20の買取に関するFAQ
Q. アンプがないため動作確認できません。
A. 動作未確認の状態でも査定可能です。ウーファー、端子、保護回路、キャビネット、外観などを確認し、必要に応じて対応するパワーアンプを使用して動作を調べます。
Q. FX20とFX20-PROのどちらか分かりません。
A. 背面銘板と外装をご確認ください。一般的に旧型FX20はカーペット仕上げ、FX20-PROは構造塗装仕上げです。銘板や全体の写真があれば事前に確認できます。
Q. 1台だけでも出張買取できますか?
A. 1台からでもご相談いただけます。FX20は大型で重量があるため、設置階、エレベーターの有無、搬出口、駐車場所などもあわせてお知らせください。












