


埼玉県さいたま市よりA&D GX-Z9100EV を
高価買い取りさせていただきました。
A&D(AKAI × DIATONE)は、AKAIと三菱電機DIATONEの技術が融合して誕生したブランドで、1980~90年代にかけて高性能なカセットデッキやアンプを数多く世に送り出してきました。
中でもGX-Zシリーズは同社カセットデッキのフラッグシップラインとして知られ、録音・再生性能、メカニズムの精度、音質のすべてにおいて妥協のない設計が施された本格派モデルです。
GX-Z9100EVはその上位機にあたる高級3ヘッドデッキで、A&Dの代名詞ともいえるGX(ガラス&クリスタルフェライト)ヘッドを搭載。
摩耗に非常に強く、長期間にわたって高い特性を維持できることで評価されてきました。
クローズドループ・デュアルキャプスタンによる安定したテープ走行、緻密なキャリブレーション機能、ワイドレンジで情報量豊かなサウンドなど、当時の録音芸術とも言えるこだわりが凝縮された一台です。
カセットデッキ全盛期の技術力を象徴する名機として、現在でも根強い人気があります。
今回お伺いしたご自宅では、ラックに大切に設置されたオーディオシステムの中に本機が組み込まれていました。
以前はお気に入りのCDやレコードをカセットに録音して楽しんでいたそうですが、近年は配信やデジタル再生が中心となり、カセットテープで音楽を聴く機会がほとんど無くなってしまったとのことでした。
「ここ数年はほとんど使っていないから、ちゃんと動くか分からなくて…」と少し不安そうにお話しされていましたが、現地で通電・走行・録再チェックを行ったところ、テープの送りも安定しており、再生音もクリアで問題なく動作を確認することができました。
保管環境が良かったこともあり、外観も目立つ傷が少なく、非常にきれいなコンディションを保たれていました。
「使わないまま置いておくより、また誰かにしっかり使ってもらえた方が機械にとってもいいですよね」とお話しされ、今回ご売却を決断されたそうです。
長年所有されてきた愛着のある機材だからこそ、価値を理解している専門店に任せたいとの思いから、当店にお声がけいただきました。
GX-Zシリーズの上位機は現在でも中古市場での需要が高く、状態の良い個体は特に評価が上がっています。
動作状況や外観、モデルの希少性を踏まえ、しっかりと査定させていただき、精一杯の価格をご提示いたしました。
リアルオーディオでは、今回のようなカセットデッキをはじめ、往年のオーディオ機器も一点一点丁寧に査定しております。
長らく使用していない機材や、動くかどうか分からない製品でも現地で確認いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
この度は大切な機材をお売りいただき、誠にありがとうございました。
A&D GX-Z9100EV 仕様
| 型式 | カセットデッキ |
| ヘッド | 録音:LC-OFCクラス1材スーパーGXヘッド 再生:LC-OFCクラス1材スーパーGXヘッド 消去:ダブルギャップセンダストヘッド |
| モーター | クォーツPLL DDモーター DCモーターx2 |
| SN比 | 59dB(メタルテープ、EIAJ) 79dB(ドルビーC NR、メタルテープ、10kHz以上) |
| 周波数特性 | 15Hz~23kHz ±3dB(メタルテープ) |
| ワウ・フラッター | 0.025%WRMS ±0.04%Wpeak(EIAJ) |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 24W |
| 外形寸法 | 幅451x高さ154x奥行350mm |
| 重量 | 10.4kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン |











