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AKAI M-8 買取価格|オープンリールデッキ

AKAIのオープンリールデッキのM-8を島根県浜田市で、
高価買い取りさせていただきました。

オープンリールデッキは、カセットテープが
登場してことによって細々と衰退していきました。
そのため、現在ではデジタルメディアにすっかり取って代わられています。

しかし、音質としてはクオリティが高いことから
根強いファンがオープンリールデッキにはおられます。
また、オープンリールデッキは、プロの現場においては未だに使われているようです。

このオープンリールデッキのM-8は、オープンリールデッキに
定評があるAKAIが作ったものです。
年数が経ったことと使ったことによる汚れや小さなキズはありますが
オープンリールデッキについては正常動作を確認しています。

今でも人気の高いアカイですがそのルーツを少し紹介いたします。
アカイは、赤井三郎によって1946年に設立されました。
アカイは、日本の会社として1954年にテープレコーダーを初めて開発しました。

その後、カセットテープ・デッキやオープンリール・デッキなどが
メインの総合音響機器メーカーに成長しました。

主なマーケットは海外で、ヨーロッパではTensaiのブランドとして
アメリカではRobertsのブランドとして売られていました。

主なアカイの製品は、GX-90、F91、F95、R99のカセットテープ・デッキ
GX-747、77のオープンリール・デッキなどがありました。

カセットデッキにおいては、オートリバースを世界で初めて導入しました。
GXC-735Dにおいては、クイックリバースという外出している際の録音に効果があり
できる限り録音されない部分を少なくできるものが採用されており
同じような機能が別の会社のカセットデッキの場合にも採用されることもありました。

1980年代になるとCDなどのデジタル化が進みました。
しかし、アカイは、メインの製品がテープ・デッキでしたが
デジタルオーディオに対する対応が遅れました。

また、アカイはVTRを輸出用として売っていましたが
売れ行きが悪くなり、経営が厳しくなりました。

三菱電機が1987年に親会社になり、オーディオ製品を
A&Dブランドのもとで生き残りをかけました。

ミニコンポなどの分野にも進出しましたが経営状況は改善することなく
オーディオ分野から惜しまれつつ1991年に退きました。

入荷しましたAKAI M-8はテープデッキとしてバーチカルステレオシステム
クロスフィールドヘッドを搭載したものです。

ヘッド部にはクロスフィールドヘッドを採用しています。

クロスフィールドヘッドの構造は、ヘッドの2つをテープを
挟んで向かい合わせにしたものになっています。

このため、よりクロスしてヘッドの2つから出る磁場を録音しており
録音として広帯域のものができるようになっています。

特殊合金が、再生・録音ヘッドのホルダーの箇所には使われており
状態が安定して維持されています。

また、直接テープと接触しないので、バイアス用のクロスフィールドヘッドは摩耗しません。
バーチカルステレオシステムを、AKAIのオープンリールデッキのM-8は搭載しています。

このバーチカルステレオシステムは、縦方向の音源をこれまでの
ステレオ方式にプラスすることによって、立体音響の三次元のものを作り出します。

AKAIのオープンリールデッキのM-8では、ケースの上部に
2個の内部スピーカーを取り付けています。

垂直で使う際には、天井で内部スピーカーのサウンドが反射し
設計が縦方向の音源を作るようになっています。

スピーカーを左右のチャンネルに設置。
M-8を中心に配置することによって
部屋全体に音源の4個から出るステレオ音が広がります。

サウンドオンサウンド機能を、AKAIのオープンリールデッキのM-8は搭載しています。
アンプとテープデッキが独立しており、Hi-Fi電蓄としてレコードプレイヤーを
プラスするのみで使えます。

テープクリーナーを、AKAIのオープンリールデッキのM-8は搭載しています。
M-8のテープクリーナーは、ゴミなどとして録音テープに付いているものを除去。
再生・録音時のノイズを高次元で取り除いています。

AKAIのオープンリールデッキのM-8は
FMマルチプレックス放送を録音することもできます。

2スピードヒステリシスシンクロナスモーターを、メカニズム部のモーターには採用。
またコンプリートシャットオフとオートマチックストップ機構も採用しています。

瞬時停止レバー、4桁テープカウンター、大型のVUメーター、DINジャック機構などもあります。

垂直、水平のいずれでも使うことができますので運用に便利です。
年々、程度のよい個体が少なくなっております。
昔を懐かしみオープンデッキをお探しの方。
またはサブ機としてお持ちになっても良いかと思います。

ぜひこの機会にお買い求めください。

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