TEAC カセットデッキ V-7010を
茨城県神栖市で高価買い取りさせていただきました。
TEAC Vシリーズの第2世代モデルとして1992年に発売された
3ヘッドカセットデッキです。
Vシリーズではカセット挿入口を中央に配置することにより、
視覚的にも線対称となり美しく、また構造的にも優位なことが
多くあります。
例えば左右での重量配分の方よりが軽減されることにより、シャーシに
加わる歪が減ったり、メカ部が脚から離れた位置にあることにより、
外的振動による影響が受けにくくなっています。
メカ部にこだわりがあり安定したテープ走行はもちろんのこと、左右の
ピンチローラーの径をわずかに変えることにより、ワウフラッターの大幅な
低減につながっています。
前オーナー様はカセットデッキがお好きな方で各メーカーの名機と呼ばれるものは
全て網羅されている方でした。
ご自身でも修理をしたり、データに機種の特性などもまとめられていて、こちらも
勉強になることをいろいろ教えていただけました。
歳も重ねてきたのでそろそろ身軽にならねばということで、所有されていたものを
何台か手放すことを決意されたそうです。
現地にて動作を確認しましたが、どれも不具合なく自信をもって次の人に
お譲りできます。
精一杯のお値段をつけさせていただきました。
お売りいただき、ありがとうございました。
