
エッジ張替 価格表
| 口径 | モデル例 | 1本の概算修理価格 |
|---|---|---|
| 46cm | JBL 2245H | 38,000円(1本/税別) |
| 38cm以上 | JBL 2235H・2231A・LE15A・136A | 20,000円(1本/税別) |
| 30cm以上 | JBL LE125S-12・ME120HS | 18,000円(1本/税別) |
| 25cm以上 | JBL 2121・2122H・125A・127A・L110 | 15,000円(1本/税別) |
| 20cm以上 | JBL LE8T・116A | 13,000円(1本/税別) |
| 20cm未満 | お問い合わせください |
JBLスピーカーの修理を賜ります。ウーファー・スコーカー・ツィーターのエッジ・センターキャップを張り替え致します。
ウーファー等をエンクロージャーから取り外していただき当社まで発送をお願いします。
修理は1本からでもOK!価格表に掲載されていない型番も修理可能です。
熟練の技術で仕上げた後、郵送にて返送いたします。
まずはお問い合わせフォームや直接お電話などでご希望をお伝えください。
お問い合わせ無しでウーファーを送ってこられても対応できません。(エッジ・センターキャップが欠品により対応出来ないモデルが存在する為)
必ず先にお問い合わせをお願いします。
お申込み手順
STEP 1 お客様
お問い合わせフォーム・直接のお電話にて商品の型番や修理依頼等をご連絡。
STEP 2 当 社
およそのお見積りを連絡。
STEP 3 お客様
当社へ商品を郵送。(送料はお客様負担です。)
STEP 4 当 社
熟練の技術でリペア後、お客様のご指定場所へ発送。(送料は当社負担です。)
【JBL model L110エッジ交換】


JBL model L110エッジ交換作業のご依頼がございました。
長年使ってきた愛機とのことでお客様が直接持ち込みされました。
確認するとエッジ部分が全て朽ち果てておりました。
ユニット自体は正常で音は出るものの低音部分がスカスカでJBLの迫力を体感できません。
ボイスコイル、コーン紙の状態も良好でしたのでエッジの張替え交換だけで良いと判断しました。
早速エッジ張替えの作業に入ります。
【ネジ外し】
まずは周りのネジをゆっくり外します。
中にはネジが硬く締めこまれた個体もあり外すのが困難な場合もありますが今回のL110はすんなりとネジが外れました。
【ウーファーユニット取り外し】
次にウーファーユニットの取り外しです。
ここで問題発生!
経年劣化でウーファーユニットがエンクロージャーに固着しております。
手が痛くなるほどひっぱってみましたがビクともしません。
こんな時はヘラを使ってゆっくりとウーファーユニットを剥がしていきます。
エンクロージャーを傷つけないように当て布も使い慎重に作業を進めます。
ウーファーユニットを取り外すとエンクロージャーの中身はこんな感じです。
朽ちたエッジの破片も見受けられます。
作業仕上げ前には内部の清掃も行います。
【ウーファーフレームの清掃作業】
ガスケットを取り外し、フレームの掃除に入ります。
朽ちたエッジの残りカスや接着剤がフレームに残っています。
全作業工程の中で一番細かで地味な作業になりますが新たなエッジを張り付けるためには大事な工程です。
この残りカスをいかにキレイにして仕上げるかが後々の音にも影響します。
【コーンの清掃作業】
コーンの裏側に残ったカスも丁寧に取り除きます。
カッターや彫刻刀を使って慎重に作業を進めます。
今回はL110なので少し小さめのウーファーでしたが2235Hなど大きなサイズは清掃作業だけで1時間を要することも多々ございます。
【エッジの接着】
最初に新しいエッジをユニットに合わしてサイズに間違いがないかどうかを確認するとともに作業イメージをしておきます。
それでは接着作業に取り掛かります。
この時にエッジが均等にしっかりと接着する必要があり歪みやズレは許されません。
その為熟練の技が必要で詳細な作業工程は企業秘密でお伝えする事はできませんが完成度の高い仕上がりと自負しております。
接着剤の完全乾燥の為に一晩おき、裏面の接着へと進みます。裏面の接着が終わるとさらに一晩おいて完全乾燥させます。

仕上がったウーファーをエンクロージャーに収めて完成です。
JBLらしい低音が身体の芯に響き、迫力満点のサウンドです。
後日、JBL model L110を引取にこられた時にオーナー様にも試聴していただきましたが蘇った迫力サウンドにご満悦でした。
リアルオーディオにご依頼ただきありがとうございました。
























